Hard to Say Anything | |
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シーズン №: | 7 |
シーズンエピソード №: | 8 |
合計エピソード №: | 151 |
放送日: | 2017/5/27(アメリカ) 2017/5/13(カナダ) |
脚本: | Becky Wangberg |
ストーリーボード: | Cory Toomey and Thalia Tomlinson |
歌: | Battle for Sugar Belle |
注目キャラクター: | ビッグマッキントッシュ シュガーベル フェザーバングス |
参照 | |
エピソードガイド | |
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Hard to Say Anythingは、マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜のシーズン7の8番目のエピソードで、全体では151番目のエピソード。タイトルは1989年に公開されたアメリカの恋愛映画、Say Anything...(邦題:セイ・エニシング)を元にしていると考えられる。また同じくこの映画はMLPコミックシリーズのNeigh Anything.の元にもなっている。
このエピソードでは、ビッグマッキントッシュがシュガーベルに一目惚れしていることを知ったキューティーマーククルセイダーズが、恋敵であるフェザーバングスより先駆けてシュガーベルの気を引こうと頑張る。
製作[]
Screenerのウェブサイトに一時期エピソードリストが誤って表示されていたことがある。本来8話に当たる日付に無題のタイトルが載り、代わりにこのエピソードは第15話として掲載されていた[1]。
このエピソードはディスカバリーファミリーでは5月27日に放送されたが、カナダの放送局Treehouse TVではそれより2週間早く放送された。
概要[]
村へのリンゴ配達[]
舞台はスイートアップル農園から始まる。アップルブルーム、スウィーティーベル、スクータルーの3人は、ラリティのブティックで発見した古い箱の仮装衣装を見ていたが、その傍らビッグマッキントッシュはスターライトグリマーの村へ大量のリンゴを運ぶ準備をしていた。ビッグマックの村へ訪れる頻度が多すぎるとアップルブルームが指摘するとビッグマックが頬を赤らめたため、キューティーマーククルセイダーズは彼が何か隠し事をしていると確信した。そこで3人は真相を探るべく、仮装衣装を身に着けて配達の荷馬車に潜入し共に村へと向かった。
ビッグマックの初恋[]
村に到着したキューティーマーククルセイダーズは、ビッグマックがシュガーベルの家にリンゴを配達している現場を目撃し、更に家の中ではシュガーベルとビッグマックがお互いに好意を寄せているような素振りを見せていた。シュガーベルは会話の中で、リンゴを使ったお菓子を作っているがそれらを並べるような広い棚がほしいと彼にこぼす様子も見受けられた。一連の流れを見たのち、キューティーマーククルセイダーズはビッグマックが彼女に恋心を抱いていることを察した。
- (歌いながら)"My brother has a crush! My brother has a crush!"
- — アップルブルーム
ビッグマックはシュガーベルが自分のことをどう思っているのか非常に気になっていた。しかしクルセイダーズはシュガーベルが頻繁にビッグマックにリンゴを注文してくれることから、同じく好意を寄せているに違いないと確信していた。クルセイダーズの励ましもあり、ビッグマックは道端に咲く花を一輪摘み取りシュガーベルに渡そうとするが、彼が何か言う前にオスのポニーが突然割り込んでくる。口が達者なそのポニーはフェザーバングスといい、彼もまたビッグマックと同じくシュガーベルに恋心を抱いていた。
フェザーの饒舌さにビッグマックはとても太刀打ちできないと考えていたが、キューティーマーククルセイダーズがシュガーベルのハートを射止める計画を提案する。ビッグマックはラブ毒を使用しないことを条件にこれを呑んだ。
バトル・フォア・シュガーベル[]
ビッグマックの恋敵に勝つため、スウィーティーベルは村への道中読んでいたお伽噺の知識を活用する。まず最初にシュガーベルがトラブルに遭いビッグマックが救出するというシナリオ、"rescuing a damsel in distress"(悲劇の乙女救出)作戦を計画した。変装したスクータルーが歩いていたシュガーベルのバッグをひったくり、ビッグマックはそれを阻止しようとする。途中まではシナリオ通りだったものの、最後の最後にフェザーが漁夫の利の如く手柄を横取りして作戦は失敗に終わる。
次に"waking a sleeping princess with a magic kiss"(眠れるプリンセスへの魔法のキス)作戦では、クルセイダーズは昼寝をしているシュガーベルにビッグマックがキスをするように仕向けた。残念ながらキスをする前にシュガーベルが目を覚ましてしまい、更にフェザーがビッグマックを押しのけてシュガーベルを馬車で連れ去って行ってしまったため、この作戦も失敗に終わる。度重なるフェザーの横槍にクルセイダーズは悔しがり、作戦の強化に踏み切った。
一同はシュガーベルの心を掴む最後の作戦に出た。クルセイダーズはビッグマックに壮大でロマンチックなラブソングを彼女のために歌わせる。3人の協力の下、シュガーベルのベーカリーで彼は心のこもったカントリー調の歌を捧げるが、またもやフェザーがポップソングとバックダンサーを率いて割り入ってきた。やがてラブソングは2人の音楽勝負となり、シュガーベルの困惑は増すばかりであった。最終的には勝負のはずみでベーカリーが破壊され、激怒したシュガーベルは一人にさせてくれと全員を追い出した。
シュガーベルのハートを射止めたのは[]
シュガーベルの心を動かすどころか逆効果になってしまったビッグマックは絶望の淵に立たされていた。スウィーティーベルがお伽噺を基にした自身の作戦が失敗したことに疑問を感じていたが、ビッグマックは理由を説明した―――シュガーベルはお伽噺のプリンセスではない、現実に生きる実直なポニーだからである。アップルブルームが今までの作戦の方向を変え、シュガーベルに今一番何が必要か考えてみることを提案するとビッグマックはあるアイディアを閃いた。
スクータルーが変装して街を歩くシュガーベルの気を引いている間、ビッグマックとアップルブルームは彼女のベーカリーで何かを製作していた。シュガーベルが中に戻ると、ビッグマックが彼女のために作った大きな新しい陳列台を目にした。新しい陳列台を使って早速自分の作りたいお菓子をあれこれ夢見たシュガーベルはビッグマックに深々と感謝をし、自分が彼のことを好きだと告白する。クルセイダーズは自分たちの干渉について謝罪し、ロマンスは自然と起こるものだというもう一つの教訓を得た。
エピローグ[]
クルセイダーズが外に出るとフェザーバングスがシュガーベルに必死にアピールをしていたが、残念ながらもう手遅れだということ―――シュガーベルがビッグマックを"特別なポニー"として迎え入れたこと―――を3人は彼に告げた。幸いにも彼には陰から好意を寄せていた3人のメスのポニーがいたが、ここにきてフェザーは女の子と話すことに緊張してしまう。彼の今までの積極的なアプローチは照れ隠しの手段に過ぎず、クルセイダーズに女の子に話しかける際のアドバイスをくれるように頼んだ。
- "The Cutie Mark Crusaders are at your service!"
- — キューティーマーククルセイダーズ
台詞[]
- Sweetie Belle: Why don't we just ask him?
- Scootaloo: You saw how shifty he was acting earlier. There's no way he'll tell us what he's doing. Plus, I really wanna go undercover. We already have costumes! Call me "Agent Rainbowhead".
- Sweetie Belle: I'll be Shimmering Spectacles, a librarian with a mysterious past.
- Apple Bloom: And ah'll be a pirate spy! Arrrgh, a spy-rate!
- [record scratching]
- Apple Bloom: [gasps] Avast! Our ship be leavin' port!
- Scootaloo: Huh?
- Apple Bloom: Big Mac's a-comin'! Quick! Act like apples!
- Sweetie Belle: What? How?
- Sweetie Belle: Who's that pony?
- Scootaloo: Let me see!
- Scootaloo: I dunno. Shouldn't have taken the binoculars. I don't know anypony here.
- Sweetie Belle: So nothing fishy's going on.
- Scootaloo: No way! We came here to be spies and no spy I know has ever solved a case that quick!
- Sweetie Belle: Mmm, how many spies do you know?
- Scootaloo: That's... not important.
- Feather Bangs: Whoops! Heh heh. These balls are like you. I'll always catch you if you fall.
- Big McIntosh: She'll never pick me.
- Apple Bloom: Sure she will, 'cause we're gonna help you.
- Big McIntosh: No love potions!
- Cutie Mark Crusaders: [laugh]
- Apple Bloom: Don't worry, Big Mac. We learned our lesson the hard way.
- Scootaloo: Yeah. We're never gonna do that again.
- Sweetie Belle: When I was younger, I read all the fairy tales.
- Scootaloo: When you were "younger", huh?
- Sweetie Belle: Well, I was younger on the way here! It was a long ride!
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ Jim Miller (2017-04-28). Big Jim on Twitter: "@MiteTw1tter Yes. It's episode 709.". Twitter. 参照日時:2017 4月 29.